愛知県岡崎市で初の多肉植物専門店「Medelle 多肉植物の店～メデル～」がオープン

2014年7月18日

２０１４年６月１５日、愛知県岡崎市に待望の多肉植物専門店「Medelle 多肉植物の店～メデル～」がオープンしました！多肉植物のみの販売としては市内初、近隣の豊田市、安城市、知立市などにも専門店がない事から、エリア内の多肉植物愛好家には嬉しい知らせ！？お近くに来られた際は、ぜひお立ち寄り下さい！

そもそも多肉植物ってなに？

多肉植物とは？
サボテンなどに代表される、水を葉や茎に蓄えておくことができる植物を大きくまとめて「多肉植物」と呼びます。
英語ではSucculent(サキュレント）。
中国語では果肉多的植物のように書いたりもします。
サボテン科だけでも実に５０００種ほどあるため、「サボテンと多肉植物」のように分けて呼ぶことが一般的。
これは海外でも同じで、Cactus & Succulentsのように書かれる事が多いです。
簡単にまとめると、多肉植物はサボテンなども含む水を多く蓄えられる植物。
ちなみに、サボテンの水分含有量は９５％程度、ほとんどが水なのです。
枯れて乾くとペランペラン。それだけ水を沢山体に溜めておくことができるように進化した植物なんですね。

なぜ多肉植物専門店をオープン？

ユーフォルビア・蛾眉山とユーフォルビア・瑠璃光 in 自作の器
最初はコンクリートで器を作るというプロジェクトがきっかけでした。
いろいろと器を作っていくうちに「もっと器がかっこよく見える植物はないかなぁ」と探して、店長が出会ったのが多肉植物。
一番最初に買ったのはユーフォルビア・蛾眉山（がびさん）とユーフォルビア・瑠璃光（るりこう）でした。
（写真左：蛾眉山、写真右：瑠璃光）
この２つは浜松にウナギを食べに行った帰りにふらっと寄った温室で売っていたもの。
なぜか惹かれて、買ってしまいました。
そこから、「やっぱり植物によって器も良く見えるなぁ」と思って、もっと植物の勉強をしないといけないと思いました。
徐々に多肉植物に興味が出始め、いつの間にか多肉植物に惚れてしまったのです。

Medelle（メデル）ではどんな多肉植物を売ってるの？

Medelle 多肉植物の店～メデル～ユーフォルビア・群星冠
Medelleは多肉植物専門店ですので、寄せ植えに使える小さな多肉から、リビングに置きたくなるような大きい多肉まで数多く扱っています。
常時３００品種程度は販売スペースに置いてありますが、店頭にない品種でも、リクエストで取り寄せも可能です。
（季節や品種によっては取り寄せできない場合もあります。）
品種的には柔葉・硬葉のハオルチアや玉扇、ガステリア、ユーフォルビア各種、フォーカリア、エケベリア、セダム、センペルビウム、アロエ、トゲなし系のサボテンなどがメインです。
特に一般種でも、変わり姿の物も好きで「こんなんが欲しいのか」と言われるような物をあえて仕入れて来たりもします。
一番好きなのはユーフォルビアなので、結構マニアックな物も置いてあります。
在庫は常に変化していますので、ある時に買ってもらわないとなくなってしまう可能性は大きいです。

植物との出会いは一期一会だと思っています。

今後はどんな展開がありそうですか？

多肉植物ｘ台湾茶　異色のコラボ
多肉植物のお店と言ってもMedelleは、ただ植物を売るお店ではなく、新しいイメージ、発想や提案、多肉植物の新しい楽しみ方や文化を発信していく場でもありたいと思っています。異業種とのコラボレーションをしたり、地元のショッピングモールで出店をしたりしつつ、いろいろな方向性を試してみたいと思っています。
７月１５日には、オープン１ヶ月を迎えて「多肉植物ｘ台湾茶」という異色のコラボを展開しました。当日は台湾茶の飲み比べと、多肉植物の展示販売という普段では考えられないコラボレーションでしたが、イベントには予定していた人数を上回る参加と反響を頂きました。
今後もこういった形で、いろいろなイベントを通じて多肉植物の面白さや楽しさを伝えていきたいと考えています。