サボテン・多肉植物用語単語集



接ぎ木 (つぎき) とは:
主にサボテンを育てる際に、斑入り株や単純に成長の遅い品種を三角柱や竜神木などの成長の早い台木に乗せて育てる事。

接木のメリットは成長速度の差だけはなく、病気にかかりにくくなったり、季節の変化に強くなったりする。

しかし、接木のデメリットもある。

まず、見た目がタンポポの綿毛のような感じになってしまうため、観賞価値が下がること。

台木は生長スピードが速すぎて、株がしっかりと締まらずに、触るとやわらかい貧弱な株になってしまったり、水分を含みすぎて割れや裂けなどが生じたりする。

成長スピードは台木に順ずるので、丈夫だが成長の遅い台木を使うと、通常よりも少し早めに育ち、丈夫になり、かつ、ブヨブヨの株にならない。

相性もあるので、近くのサボテン趣味の人にいろいろ聞いてみるのが一番の近道。

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